< < MENU

掲載記事・取材のご紹介

「セカンドオピニオン」って?

なんだかむずかしい言葉ですが、簡単に言えば「他の医師の意見」という意味です。

欧米では治療に関して、一人の医者の意見で決めることは少なく、他の専門医の意見も聞き、その上で患者さん自身が方針を決めていくのが普通になっています。

ある病院で手術をすすめられ、したほうがよいのか悩む時には、他の医師の意見を聞いてみる事も一つの方法です。 経過が長い病気や、様々な検査をおこなった場合には、他の病院にただ行くだけでは相談された医師も判断に困る 時がありますので、それまでの経過を紹介状に書いてもらったり、検査結果のコピーをもらっていくのが良いでしょう。
カルテの開示がすすみ、コピーがもらえる時代になりましたが、コピーをもらうより、医師が書いた紹介状のほ うがさらに良いでしょう。
いままでの治療内容に不満があり、医療機関を変更したい場合も、紹介状は書いてもらったほうがその後の治療が しやすくなります。
言い出しにくい場合には、「引っ越しますので、紹介状をいただければ」と説明すると良いで しょう。紹介状を書くことは、保険点数にも入っている診察行為なので、書いてもらえない事はないはずです。 (ただ、主治医の本音としては、「よその病院にかかりたい」と言われるとさびしいものです。)